飼料・飼料原料
有機配合飼料
- 基準・仕様
- EUの規則では、加工された有機飼料は、農業由来の飼料原料がすべて有機であり、乾物の少なくとも95%が有機である必要があります。米国の規則では、給与飼料全体が有機方式で生産・取り扱いされ、使用する添加物は許可品のみに限られます。
- 適した用途
- 農場内で配合せず、完全飼料や補完飼料を購入する、有機認証済みの鶏卵・家禽肉・乳製品・豚の生産者に適しています。
- 取引上のメリット
- 自社の有機認証を維持し、認証機関に飼料の履歴を書類で示せるほか、同一仕様で複数の認証済み飼料工場を比較できます。
- 確認すべきリスク
- 該当する飼料や加工活動が認証範囲外であること、共用工場で慣行飼料の製造分と混合すること、原料不足時に許可されていない添加物へ代替されることがリスクです。
- 制約事項
- 供給は地域や季節に左右されます。EUの規則では、飼料の一部を自家農場または地域内の協力体制から調達することも求められます(牛・羊・山羊・馬は少なくとも60%、豚・家禽は少なくとも30%)。そのため、輸入配合飼料で賄えるのは給与飼料の一部に限られます。
- 規制上の留意点
- 仕向地の有機基準、および出荷ごとに輸入証明書や取引証明書が必要かどうかをご確認ください。
- 比較方法
- 同一仕様の慣行飼料や非遺伝子組換え飼料と比較することで、栄養価ではなく認証に対して支払う価格上乗せ分を把握できます。
- 価格
- このグループについては、公表されている価格帯の調査を行っていません。ご指定の仕様に基づいて見積内容を比較します。
取り寄せるべき書類
- 製品名と加工活動が記載された有機認証書
- 保証成分値を記載した飼料仕様書
- 添加物一覧と、有機飼料での使用認可の根拠
- ロットのトレーサビリティ資料、および必要な場合は取引(輸入)証明書
- 飼料工場の洗浄・分別管理手順
出典: Regulation (EU) 2018/848 on organic production and labelling (EUR-Lex); USDA organic regulations, 7 CFR § 205.237 Livestock feed (eCFR); USDA organic regulations, 7 CFR § 205.603 Synthetic substances allowed in organic livestock production (eCFR)

